FXって言う言葉は聞いた事があるけど、仕組みがよくわからない。
FXと株って何が違うの?
FXは初心者では難しいの?
そんな疑問にお応えします。
本記事では、下記の内容を解説します。
■本記事の内容
❶FXとは?
❷FXのメリット・デメリット
❸FXの勉強方法について
この記事を書いているは社会人3年目のサラリーマンです。
社会人になり、お金について学ぶようになりました。
お金を増やしたいと思いました。
その中でFX投資に出会いました。
しっかり勉強を行いました。アウトプットとしてこの記事を書きました。
そんな僕がFXの始め方について解説していきます。
【FXとは?】
FXの概要
FXとは、「Foreign Exchange」の略称です。
FXとはよく聞きますけど
正式名称は、聞かないですよね。
そのまま日本語に訳すと、「外国為替」と言う意味になります。
「外国為替」を聞いてもピンと来ないと思います。
例えば、海外旅行に出かける場合、まず円をその相手国の通貨に両替する必要があります。
アメリカに行くと仮定します。日本の空港または銀行で円をドルに両替します。
この円とドルを両替する行為を「外国為替取引」といいます。
ここで理解できない方には、リアルな金額をイメージした内容で解説します。
両替をする際に、現在の為替レートを「1ドル=100円」と仮定しておきます。
旅行費用で10,000ドルが必要だとすると、「100円×10,000ドル」で100万円が必要になります。※手数料は考慮していません。
つまり、100万円を10,000ドルに両替する行為は、100万円で10,000ドルを買うことと同じです。
通貨の両替では、その対象も対価も“お金”です。
モノを売買する仕組みと変わらないのです。
FXも基本はこの“通貨の売買”です。
株との違いについて
株との違いを解説します。
FXと株の大きな違いは、投資をする対象が異なる点です。
FXは世界各国の中央銀行が発行している通貨に投資をします。
株は証券取引所に上場している企業に投資をします。
簡単にいえば、お金で国に投資するのか、企業に投資するかの違いです。
他にも下記項目ごとにFXと株の違いがありますので簡単に解説していきます。
・取引可能な時間
FX:基本24時間いつでも取引が可能
FXは原則平日・祝日(元旦は除く)のほぼ24時間取引することが可能です。
株:土日や祝日は取引ができず、時間制限がある
平日の「朝9時から11時30分まで」(前場)と、「12時30分から15時まで」(後場)となっています。
この時間帯に東京証券取引所などの株式市場が開いています。その間に、株価が動きます。平日の上記時間以外や土・日・祝日、年末年始などは取引所はお休みです。
FX:スワップポイントをもらえる
スワップポイントとは、投資した2国間の金利差から得られる利益のことです。
つまり、日本のような低金利通貨を売って、メキシコペソなどのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。
株:配当金・株主優待がもらえる。
配当金とは、「会社が得た利益の一部を、株主へ支払うもの」です。事業がうまくいったお礼として、利益の一部を株主に配当という形で還元することがあります。一般的にはお金で還元することを配当、サービスや物として還元することを優待と呼びます。
企業によって異なりますが、東証一部企業の配当金利率は株価に対して2.6%前後となっています。
株主優待
株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です
・レバレッジ(手元の資金の何倍の金額で取引できるか)
FX:最大25倍までレバレッジをかけることができます。
つまり、手元に10万円を用意すれば250万円分の取引が可能になるということです。
株:現物株の場合は1倍、信用取引なら最大約3.3倍のレバレッジをかけることができます。
・取引に必要な最低資金の目安
FX:数千円から始めることができます。
先程説明したレバレッジのかけ方によって必要となる資金を調整することができるため、投資戦略の選択肢は非常に幅広くなります。
株:株式投資は数万円~数百万円の資金が必要となります。
レバレッジを大きくかけられない上に、1000株や100株を1単元とした単元株と呼ばれるシステムが必要資金を大きくしています。
・値動きの違い
FX:最大でも年間30%程度
株:1年で100倍の値段になる事も
・主な変動要因
FX:各国の金融政策や経済状況
株:企業の業績や投資家へ向けた財務状況
どの項目を見てもそれぞれの特徴がある事がわかっていただけたでしょうか。
今回はざっくり説明したので、詳しく知りたい方は各項目のキーワードで検索してみて下さい。
【FXのメリット・デメリット】
先程は、FXと株を項目別に比較しました。
それを踏まえて、FXのメリットとデメリットを整理していきましょう。
投資の基本として、自身の取引スタイルや資金に合わせて適切に選択を行う必要があります。
その選択の一助となるようメリットとデメリットをまとめてみましたのでご覧くだい。
メリット
①手持ちの資金が少なくてもレバレッジにより大きな金額の取引が可能
FXは大きなレバレッジを掛けることができます。レバレッジにより、FXでは少ない資金からでも大きな金額を取引することができます。ですので、非常に資金効率のいい取引スタイルを選択することが可能です。
②売り・買い両方に収益のチャンスがある
FXでは買いはもちろん売りからでも取引を開始することができます。
下落局面においても収益チャンスがあります。
③高金利の通貨の場合は、スワップポイントが得られる
高金利通貨を買った場合は毎日スワップポイントとして一定のインカムゲインを得ることができます。
④取引コストが安い
FXは基本的に取引手数料0円で取引することができます。
買いと売りの値段の差であるスプレッドが発生するのみとなっています。
⑤平日の取引時間が長く、利便性が高い
平日はほぼ1日中取引を行うことができます。
会社員や主婦、専業トレーダー全員の取引時間に関するニーズを満たすことができます。
2.デメリット
①レバレッジには副作用がある
非常に大きなレバレッジを掛けて高い資金効率で取引を行うことのできるFXですが、利益のみならず損失にもレバレッジがかかってしまうことに注意したいです。
②見通しが外れると、大きな損失が出るおそれがある
自身の見通しが外れた場合は損失が発生する可能性があります。
投資にリスクはつきものです。
FXの始め方
FX取引を始めるために必要なものを紹介していきます。
まず取引口座を開設する必要があります。
そして、口座開設の手続きを行う際には、所定の申込フォームより個人情報を入力することに加えて、本人確認書類・マイナンバーを提出する必要があります。
また、FXはオンライン上での取引となるため、インターネットに接続できる通信環境とPCまたはスマートフォンが必須です。
ただ、通信環境やスペックなどの向上に伴って、最近はスマートフォンにダウンロードした取引アプリでも本格的なトレードを行えます。
口座開設のための準備が整い、トレードに必要となるスマートフォンを手元に用意します。
あとは手続きを進めていき、個人専用のFX口座ができれば準備完了です。
個人専用のFX口座に入金することで取引が可能になります。
FXの取引方法についての参考記事と口座開設のAP
【FXの勉強方法について】
ネットでもFXの勉強方法の記事やまとめサイトがたくさんありますが、
イマイチよくわからず終わってしまう事がありました。
そんな時に、すぐ理解できて勉強するきっかけとなった本を紹介します。
『いちばんカンタン! FXの超入門書』というFX初心者むけの本です。
この本の特徴ですが、
簡単な文章とイラストで初心者にもわかりやすく説明されています。
一切FXの事を知らなくても、理解することができます。
FXの取引に必要な、以下のような項目が初心者にもわかりやすく解説されています。
* FXの概要
* FXのしくみ
* FXの注文の仕方
* 通貨の値動き(ファンダメンタルズ分析など)
* チャートの動き(テクニカル分析、ローソク足、トレンドなど)
* 初心者がよくする失敗(リスク管理など)
この本のおかげでFXの基礎知識が増えました。
初めて投資をするきっかけとなりました。
FX初心者にとてもおすすめの本です。
FX入門書を探しているなら購入を検討してみて下さい。
ここまでFXについて解説しました。
FXがおすすめの人の特徴は、
①まずは気軽に少ない資金で始めたい人
②日中は仕事で忙しい主婦やサラリーマンの人です。
投資を始めるにあたりFXは比較的、難易度は低く始めやすいです。
少額の資金から始められる手軽さに加えて、取引手法や情報の種類の多さが、初心者に向いているからです。
FXの特徴を理解した上で、FXをスタートしてみてはいかがでしょうか?
無料でとりあえず口座だけでも作って、投資を始める準備をしておきましょう。
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